✳️なるべく日刊 ちゃばね闘病記✳️

昨夜は、待ち兼ねたテレビドラマで
ある「福田和子」を鑑賞。寺島しのぶ
の好演を楽しんだ。

福田和子は、私と同い年。そして、逃亡
中の彼女と当時にメール交換していたAU
の女性がそっくり似ていた事もあって、
なんだか身近な存在と考える。


確かに殺人逃亡犯ではある。が、その上
で彼女の精一杯の生き様には共感を見る。
金沢の老舗和菓子屋の女将におさまって、
その親族の入籍願望による身元調査から、
又さらなる逃亡者に戻る。

生きる実力と、逃亡者の半端じゃない
直感。整形とか実子を呼び寄せるなど、
生活力も旺盛である。

やばくなると、全ての現実を投げ打って
逃亡するなんてデビットジャンセンの
「逃亡者」そこのけを実践している。


時効直前の20日前に、馴染みのおでん屋
にチクられて逮捕される。これはある意味
ではドラマチック。無期懲役の服役中に、
くも膜下出血で召された事も波乱の人生
のフィナーレを飾ったように見える。

ま、被害者の女性には悪いけれど、希代
の悪女・福田和子の生き様と寺島しのぶ
の名演技に大きく唸りまして候。


事の善悪は別にすると、精一杯生きる
姿って応援したくなる。

福田和子を警察に通報。賞金をもらった
人は、慈善団体に全額寄付したという。

ほなまた。(^_^)